チャイボラについて
ABOUT US
VISION
こどもたち一人ひとりに寄りそい、日々の生活や自立を支援するのは施設職員です。
現在、施設の多くが職員不足という課題をかかえています。このような状況では、職員にどれだけ想いがあっても、こどもたち一人ひとりに対して出来ることに限界がでてきます。
チャイボラは、人と施設をつなぐことで「こどもたち一人ひとりが大切に育てられる世の中」を目指し活動しています。
MISSION
社会的養護施設で働く人を増やす
社会的養護施設への就職に関心があるかたと施設を繋ぐ活動を全国で行っています。
社会的養護総合情報サイト「チャボナビ」の運営や施設見学会の開催、教育機関での出張授業を通じて、社会的養護の魅力を伝え、施設で働く人材の確保に取り組んでいます。

施設職員が働きやすい環境を追及する
施設職員がやりがいを持って長く働ける職場環境を目指しています。
オンライン研修「チャボゼミ」を通じて内定者・新任職員の1年間のサポートを行うほか、職員同士の交流促進や業務・人事面の改善支援に取り組んでいます。

施設や支援者と、
支援を必要としている人をつなぐ
施設への多様な支援を届けるため、企業・団体・個人の支援者と施設を繋ぎます。また啓発活動を通じて社会的養護への理解を深め、支援の輪を広げていきます。

「児童相談所職員の採用・人材育成・定着支援事業」の
取り組みを開始しました。
CORE VALUE
現場理解を
もとにした支援
チャイボラのスタッフは、施設職員としての経験を持つメンバーが多く、現場でのリアルな課題を理解しています。この経験を活かし、施設が本当に求める支援を丁寧に行っています。
明るく、前向きに
取り組む
社会的養護には深刻な課題もありますが、私たちはポジティブに、笑顔で取り組みます。「社会的養護の太陽」のようだと言っていただくこともあり、そのスタンスを大切にします。
本質的な
課題解決への挑戦
こどもたちの今と未来を見据えて、社会的養護における課題の根本にアプローチします。表面上の「良さそうなこと」ではなく、本質的な解決策を講じる事業に注力します。
代表メッセージ

代表理事 ⼤⼭ 遥
「ほしいのは物ではなく人」―
この一言が、すべての始まりでした。
ベネッセコーポレーション在籍時代に、教材を施設に寄付しようと問い合わせをした際に「ほしいのは物ではなく人なんです」と言われました。施設の人手不足を知った私は、いてもたってもいられず退職届を提出し、施設職員になるため保育士資格取得を目指し、夜間の専門学校へ入学しました。
そこで、クラスメイトたちが情報不足で施設につながれず、別の道に進んでいく現実を目の当たりにしました。なんとかその架け橋を作りたい―そんな思いで、チャイボラを立ち上げました。
私自身も施設職員として6年間勤務し、こどもたちの心の安定に職員の存在がどれほど大きな影響を与えるかを見てきました。想いがあってもこどもたち一人ひとりに寄り添いきれない現場の声を聞くたびに、課題の大きさを痛感します。
チャイボラは、社会的養護施設と多くの方をつなぐ架け橋でありたいと願い、全国へ活動を広げてきました。施設職員さんから喜びや変化の声を聞くたび、少しずつですが業界に変化をもたらせているのではないかと感じます。
しかし、私たちの力だけでは限界があります。一人でも多くの方に社会的養護の現状を知っていただき、支援の輪を広げるために、皆さまの力をお貸しください。
「こどもたちが大切に育てられる世の中」を実現するその日まで、私たちは走り続けます。どうぞ、これからもチャイボラを温かく見守り、応援していただけると幸いです。
ともに、未来を変える一歩を踏み出していきましょう。
チャイボラの歴史
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2016
職員不足の現状を知り、退職を決意
代表の大山が施設の深刻な職員不足を知り、施設の職員になるべく保育士専門学校へ入学。
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2017
チャイボラ立ち上げ
施設就職に関心があっても別の道をえらぶクラスメイトを目の当たりにし、チャイボラを立ち上げる。
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2018
NPO法人設立
2018年6月にNPO法人を設立。施設見学会実施をメインに活動を進める。
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2019
チャボナビ開設
「社会的養護総合情報サイト チャボナビ」をオープンし、施設が情報発信できる仕組みを作る。
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2021
施設職員向けオンライン研修を開始
施設の人材の確保だけでなく、定着を促進するため、研修事業を開始。
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2022
社会的養護魅力発信等事業 採択
厚生労働省(現・こども家庭庁)の事業に採択され、活動が全国に広がる。
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2023
チャボゼミスタート
内定時から全国の施設の同期と繋がれる研修プログラム「チャボゼミ」も開校。
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2024
児童相談所の人材支援も始動
社会的養護の要となる児童相談所に対しても人材支援事業を開始。